スーパーウォール工法(SW)
安心・安全
地震や台風に強い
「スーパーウォール(SW)工法」
多くの人にとって、家づくりは一生に一度の大切なイベントです。
だからこそ、自分たち家族のライフスタイルに最適な住空間を、
ゼロから創り上げる喜びを体感していただきたい。
ハウスメーカーのパンフレットの中にある企画住宅や、
似たようなデザインが立ち並ぶ建売住宅から選ぶのではなく、
大切なご家族のために、唯一無二の理想の住まいを、
完全フルオーダーで実現しましょう。
防災拠点と同じレベルの「耐震等級3」が標準
スーパーウォール工法の家づくりでは、建築基準法の1.5倍の強度にあたる、
最高等級となる耐震等級3の設計に対応しています。
大規模な地震への備えとして、消防署や警察署など、
防災の拠点となる建物の基準に相当し、安全性の高い住まいが実現できます。
木造軸組と構造用合板を使った「ハイブリッド構造」
プランの自由度が高い「木造軸組」に、躯体全体を面で支える「構造用合板」を合わせた強固な構造がスーパーウォール工法の特徴です。地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく建物全体に分散するため、歪や狂いが生じにくい「強靭さ」を発揮します。
極めて高い壁倍率
住宅の耐震性能を高めるためには、
耐力壁をバランスよく配置することが重要です。
壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、
効率よく耐力壁を配置することができます。
また、一般在来の家の壁と比べて、
変形量も半分であることが耐力試験で確認されています。
建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5 倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現。
また、地震の揺れが原因で建てた住宅が全壊した場合、
建て替え費用の一部を最大2000 万円まで負担する「耐震補償」も
実現しています。
高耐震+制震テープで余震にも安心の備え
制震テープは、
高層ビル用の制震装置に使用されているブチルゴム系素材を
住宅用に加工した粘弾性体の高いテープ。
防災科学技術研究所、
東京大学などの産官学による共同研究により開発。
大きな地震、
くり返す余震からご家族や大切な財産をしっかりと守ります。
非制震住宅と比べ制震住宅の揺れ幅は
約1/2にまで抑えられている
地震による建物の揺れ幅を比較した実験では、非制震住宅と比べ制震住宅の揺れ幅は約半分にまで抑えられています。非制震住宅が約40mm変位して筋交が折れてしまったのに対し、制震住宅は約20mmの変位で壁紙が破れる程度という実験結果が得られています(変位とは、地震の揺れによる壁の変位量。防災科学技術研究所での実物大振動実験結果より)。
快適
家中の温度差を抑え、
健康で快適な住空間を実現する。
のどこにいても温度差が少ない、スーパーウォール工法の温熱環境は、建物全体を高性能断熱材で包み込んだ、気密性の高い、魔法瓶のような空間が生まれます。夏も冬も外気温に左右されにくい快適な室内環境を実現できる理由は、高い気密・断熱性にあります。
温度差の少ない
体への負担が少ない家
家にいると「足下が冷える」「廊下やトイレ、浴室が寒い」
と感じることはないでしょうか。
この温度差は、暮らしの快適性を損ねるだけではなく、
急激な温度差により人体に悪影響を与える
ヒートショックを引き起こしご家族の健康にも影響を及ぼします。
【断熱性能による室温の違い】
【浴室の死亡事故と外気温の相関関係】
※室温シミュレーション算出条件 ■AE-Sim/Heatにより算出 ■自立循環型住宅ガイドライン一般地モデルプラン(2階建て/延べ床面積:120.07㎡) ■家族構成:4人家族 ■暖房:20℃ ■暖房運転:居室間欠運転、
■気象条件:拡張アメダス気象データの東京を使用 ■住宅断熱仕様:(一般住宅)平成25年省エネルギー基準6地域適合レベル、(SW工法住宅)2002年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会「HEAT20」 G2基準
6地域適合レベル ※掲載データはシミュレーションにより算出した値であり、保証値ではありません。住宅の仕様、生活スタイル、気象条件等により異なる場合があります。
2030年基準の家
ZEH仕様の住宅性能
ワンクレストの住まいは、
国が2030年の基準に定める断熱性能(ZEH仕様)をクリアする
「UA値0.6」以下が基準です。
気密性能の基準も次世代省エネレベルをクリアする
「C値0.5以下」が標準仕様となっています。
心地よく爽やかな
計画換気システム
家族や住まいの健康を害する空気のよどみ。
気密性を高め隙間を少なくすることで、
外気とともに出入りするホコリや花粉などを大幅にカット。
また、計画換気システムの採用により、住まいの隅々に空気が流れ、
カビ・ダニの繁殖を抑えることも期待できます。
【ワンクレストの家の断熱性能基準】
一般的な第3種換気は、冬場の外気が0℃であれば、
暖房された室内に0℃の冷気を取り込んでしまいます。
しかし、熱交換換気の場合は、外に排気する空気の熱を活用し、
室内温度に近づけて給気するので温度が変化しません。
一般的な換気システムの場合は、
乾燥した外気をそのまま取り入れるため、
室内の湿度が下がり、快適な湿度を保てない場合があります。
一方、彩家の全熱交換型換気システムの場合は、
温度だけでなく湿度も交換するため、
加湿器の設定湿度どおりの快適な湿度を保ちやすくなります。
※実験条件
実験建物:東京都目黒区 東京大学生産技術研究所内 COMMAハウス木造2階建て延床面積 93.31m2
加湿器:加湿能力860mL/h タンク容量6.5L 1台使用
実験日時:顕熱仕様2014年2月12日16:30~、全熱仕様13日16:40~
暖房条件:エアコン設定温度22℃
※実験では、約6時間30分から7時間の間で加湿器の水がなくなるため、以降は湿度が下がっています。
季節に応じて光や風を上手に
利用しながら快適空間をつくる。
高気密・高断熱の高い住宅性能のハコの中に、
ハイクオリティのエアコンや断熱サッシ、全館空調設備など、
設備をどんどん投入することで、
家づくりのトータルコスト(初期費用)が上昇してしまいます。
それを防ぐために設計の工夫で、快適性能をサポートします。
5つの設計項目
例えば、夏の間は太陽光が遮蔽されるように開口部や植栽を工夫し、
夏至を境に冬に向かっていくにつれて太陽光が室内へと届くように設計しています。
近隣の建物との位置関係などもしっかり考慮して提案しています。
1.気密・断熱
まずは、外気温に左右されない室内環境を整えることが、パッシブ設計の基本となります。断熱性・保温性を担保します。
2.日射熱利用暖房
太陽光の熱を利用し、わずかな暖房で室内を快適に維持します。冬でも明るい光に触れながら、開放的な気持ちで暮らすことができます。
3.日射遮へい
夏は日が高くなります。この季節による太陽光の特性を想定して庇の設計やシェードの工夫で、夏の不快な温度上昇を抑制します。
4.自然風利用
風を活かすには、周辺環境やデザイン、プライバシー、コストなど、あらゆる面を考慮しながら、爽やかに暮らせるように提案します。
5.昼光利用
光が室内でどのように拡散するかを想定しながら設計。住宅密集地などでは、天窓やハイサイド窓を設け、存分に光が入るように工夫します。
敷地の日照条件の
分析とシミュレーション
何となくパッシブな家ではなく、
正確なシミュレーションを根拠に、
その土地のパフォーマンスを最大限に活かして設計します。
「平均日射熱取得率(ηAH 値、ηAC値)」なども数値で
計測しながらプランニングに活かしています。
【敷地シミュレーション】
【住宅の性能を数値で計測】
敷地の風向きの分析
卓越風の流れを正確に読み取る
涼しく爽やかな風を暮らしの中に活かすためには、
単にたくさん窓を設ければよいというわけではありません。
正確なシミュレーションを行い、卓越風の流れを読み解くことで、
デザイン的にも、コスト的にも最も優れたカタチが実現します。
光の入り方同様、建設予定地の風の流れも季節ごと、時間ごと、方角ごとにどの程度吹き込むのかをシミュレーションにより導き出します。
【建築予定地の風の流れを計測】